JOCは、東京都と福岡市が立候補していた2016年夏季オリンピックの開催候補地を、事前の予想通り東京都に決定しました。今日30日に選定委員55人の投票が行われ、東京都は33票、福岡市は22票でした。
東京都に勝因は、土地の取得に不安がないことと、安定した財政基盤、そして世界的な知名度でした。
あまり報道されていませんが、東京都のオリンピック開催構想では、開会式や各種競技が行われるメイン会場は、中央区晴海に建設予定の「オリンピックスタジアム」。都心方面から晴海埠頭へ行く時に途中にあったカー用品店などの跡地です。ここでは主に、陸上競技とサッカーが行われる予定です。その他多くの競技は同じく東京臨海地域の有明や夢の島など行われますが、臨海地域以外にも、日本武道館や両国国技館、東京ドーム、駒沢オリンピック競技場、代々木体育館など、こう開催予定地を並べてみると、やっぱり東京は凄いなと感じてしまいます。報道機関施設が築地市場移転跡地だったり、IOC本部設置場所が帝国ホテルだったりするのも面白いです。
ライバルとなる外国の立候補予定都市ですが、すでに招致を表明しているスペインの首都マドリード、アメリカ第3の都市シカゴ、ブラジル第2の都市リオデジャネイロなど錚々たる顔ぶれですが、IOCによる開催地決定の2009年10月まであと2年あり、東京の奮闘を期待したいところです。
トラックバックURL: http://tokyo-view.com/mt/mt-tb.cgi/22
Name:
Email Address:
URL: ログイン情報を記憶しますか? はいいいえ
Comments: (スタイル用のHTMLタグが使えます)
(C) 2006 Tokyo Blog All Rights Reserved.