千葉銀行が埼玉で攻勢

千葉県を営業基盤としている千葉銀行が、埼玉県南東部越谷市で店舗展開を進めているそうです。

埼玉県の銀行としては埼玉りそな銀行がありますが、以前埼玉県南東部に住んでた身としてはイマイチ実感がありません。というのも、埼玉中西部のさいたま市を中心とするJR沿線エリアと東部の越谷を中心とする東武伊勢崎線エリアとは、同じ埼玉県でありながら接点があまりないのです。伊勢崎線ユーザーにとって買い物に行く地域はさいたま市ではなく上野や銀座(や北千住)ですし、埼玉県政の恩恵を受けているのは中西部ばかりで自分たちとの関係性をあまり感じてないのです。銀行も同様で、埼玉りそな銀行といわれたところで、「どうせあっち側(JR沿線)の銀行でしょ」くらいの意識しかないんです。

千葉銀行は、すでに八潮市に法人営業部をすでに設置しており、越谷にも設置することで、南東部に大きな営業基盤を築くことになります。この地域で暮らす人々には埼玉県への帰属意識がないというところをうまく突いてきた戦略だと思います。

なんだか、「信長の野望」の国獲り合戦みたいですね。

参考にした記事:http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060824c3b2404f24.html

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